月別アーカイブ: 2011年12月

018-咆哮。

翌日シュンがメールをくれた。 《昨日ミオコはしたかったみたいだけど、 僕はもう一回きちんと話してからって思ってた》 《だから、拒絶とかしたわけじゃないからね》 《けど、人生最後のセックスは、やっぱり旦那とじゃないとね》 … 続きを読む

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017-予兆。

去年の夏の馬鹿みたいな熱さを覚えている。 今年のように節電も叫ばれてなくて、至るところがキンキンに冷やされていた。 私は年々冷房に弱くなっている。 頭も痛いし、長い時間だと身体全体がだるくなってくる。 けど、職場も通勤電 … 続きを読む

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016-逡巡。

今思えば、シュンにはずいぶん支離滅裂なメールばかり送っていた。 《私と夫は25年ぶりに、もう一度恋愛やり直そうと思う!》 と、一人で盛り上がったり、 《私は夫の日だまり的愛情で生きてくよ》 と、自嘲気味だったり、 《やっ … 続きを読む

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015-不毛。

いつになく毎日、気持ちがアップダウンしてた。 よせばいいのにそんなときに限って、私は夫を攻撃したくなる。 「ねぇ、私が他の人としたらどう思う?」 蒸し暑くて、昼間の疲れも良く抜けていなかった晩。 アルコールの回りも、いつ … 続きを読む

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014-後味。

照明を落とした店、夜道、ホテル。 考えてみると、薄暗いところばかりにいた私達は、 駅が近づいて改めてお互いの顔を見る。 急に気恥ずかしくなる。 マサトさんも同じだったらしい。 「じゃあ、またね」 照れ臭そうに手を振って雑 … 続きを読む

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013-ホテル。

〈平日の8時過ぎなのに、満室多いんだぁ〉 ブランクありすぎの私は、キョロキョロして見てまわった。 入ったのは、笑っちゃうくらい高い部屋。 〈18年ぶりにセックスするんだし、パーッといってもいいじゃない〉 そんな気持ちもあ … 続きを読む

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012-タイミング。

娘のお泊りの日を、マサトさんに会う日に決めた。 半分賭けのような気持ちで。 この日がダメだったら、神様が反対してるってことで。 私は神様を信じてる。 もちろん、特定の宗教ということじゃなくて。 高いところから、いつも私達 … 続きを読む

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