ちょっと恥ずかしい話をするけど、
以前の私は、あんまりにもセックスレスが長すぎて…。
実は、男の人の性器がどんなものだったのか思い出せなくなっていた。
具体的な形もなんかうろ覚えだし、
さらに、袋の部分とはどういうつながり方をしてたのか?
肛門のほうとは、どうつながっていたのか?
となると、もはや想像のつかないレベルになっていた。
なんだか、ストレートな話でごめんなさい。
でも、ウソ偽りのない話です。
前に書いたけど、それがまったくわからないがために、
セックスがどんなものか、夢でも再現できなかったくらいなので。
で、そんな私だったのに、
今や仕事で、はからずも毎日見ることになった。
オムツ替えやら入浴やらで、いろんな方のをいろんな角度から。
今なら、描けと言われたらかなり上手に描ける自信がある(笑)
ほんの一年前なら、考えもしなかったよね。
こんな予想もしてなかった毎日になるなんて。
人生って面白い。
お風呂でおじいちゃんの身体を洗っていると、
「下のほうを洗って下さい」
「洗いましたよ」
「もう一回洗って下さい」
なんてやり取りはザラで。
話には聞いていたけど、セクハラ?に苦笑している。
けど、おじいちゃんも気持ち良さを求めてるんだろうなぁ。
ちなみに、この話をエロいユウヤ君にしたら、
「食べちゃえば(笑)」
と、やたらにウケていた。
もちろん個人差はあるだろうけど、
性欲っていくつくらいまであるんだろ?
平均寿命がのびていくなか、
年金の支給日には、風俗店が混むらしいし、
老人施設で、色恋沙汰も珍しくはないし。
20代の私に、50代のセックスが想像つかなかったように、
きっと80代でも、そういう気持ちの衰えない人はたくさんいるんだろう。
そもそも性欲って何なんだろう?
ブランクありすぎの私が語るのもおこがしいけど。
最近、ちょっとだけ真面目に考える。
私にとっては『無くなってほしい』だけのモノだった。
こんな気持ちさえなければ。
したい、と考える自分が異常。
普通の女の人は絶対にこんなふうに思わない。
まぁ、数えあげたらキリもない。
とにかく、否定的なものばかり。
改めて書き出してみると、私はホントに歪んでたね。
でも、不思議。
わずか一年あまりしか経過していないのに、
今は自分の性欲が『愛おしい』とさえ思う。
ユウヤ君からのエロメールでも、スイッチが入る。
ましてや会う日が近づくと、身体の奥がムズムズしてくる。
会えたときはもちろん、恥ずかしいくらいに濡れてしまって。
「ミオ、ヌルヌルになってるよ」
そんなことを言われると、更に溢れだして止まらない。
今は逆に、こんに濡れる自分が異常なのかな?とさえ思う。
そういえば。
二年前の夏に馬鹿みたいにオナニーしてる時期があったけど、
今も私にとってオナニーは欠かせない。
ただし、まったく違った気持ちでね。
オナニーも性欲とおんなじ。
一年前の私にとっては『罪悪』でしかなかった。
夫に触れてもらえない惨めさ。
性欲が抑えられない自分への嫌悪感。
後ろめたい、恥ずかしい、人と違う。
そして、そんな自分を否定してほしくって、
ずいぶんといろんな人の書いたモノにもすがったっけ。
でも、ユウヤ君に巡りあえた今は全く違う。
したい、と思う気持ちに素直にしたがう。
会う前に、あれこれ想像して感じたり。
会った日に、彼を思い出してもう一度快感を味わったり。
会えない間に、彼としてる気持ちになって満たされたり。
付き合い始めて、少しした頃だったろうか?
「オナニーとかする?」
って聞かれて。
恥ずかしいけど、かなり正直に話した。
ユウヤ君に会う前までのことも。
そしたら、彼はホントに軽く言ってくれた。
「そういう時期ってあるよね」
「でも、そんな時はいっぱいしたほうがいいよ」
「俺も昔はサカリのついたサルか?ってくらいしたし」
そうだ。
あの時、なんでもないことみたいに、サラっと言ってもらって、
すごく肩の力が抜けたんだっけ。
今の私達は、お互いの性欲にとても素直でいられる。
じゃれあって一緒にシャワーを浴びながら、
お互いがお互いを求めてるのを、身体でも心でも感じる。
「エロくなくなったら、捨てちゃおう」
笑って伝える。
ユウヤ君も笑って返す。
「俺も、お前がエロくなくなったらポイ」
自分の性欲を隠したり恥じたりしないで、
ありのままでぶつけられるって、気持ちいい。
自然なことなんだ。
おかしくもなんともないんだ。
好きな人のこと考えて、身体の奥がキュンとするのは、
とっても素敵なことなんだ。
私に性欲があって、本当に良かったなぁ。
ユウヤ君のことを思うたび、熱くなる身体で。
ユウヤ君を受け入れるために、ジュンと濡れる身体で。
本当に良かった。
余談だけどエロい妄想してるほうが、認知になりにくいらしい。
だとしたら、私達は絶対に大丈夫(笑)
初めまして・・・
今回の記事読ませていただいて、今の自分と本当に似た所を感じました
私も夫婦間のセックスレスの期間は10年以上、原因は私の育児疲れから
なので私の性欲が復活した頃は、今度は逆に拒まれてしまいました
そんなとき私にも、そんな私の全てを受け止めてくれる彼と出会い・・・
既に5年が経過しました
60歳になっても・・・抱かれたい、その為にいろんな努力も惜しみません
私たちも認知症になりにくいのかな、だったら嬉しいです
soraさん、コメントありがとうございます。
いろんな経緯でセックスレスになるものですね。
でも、今のsoraさんの状況は、私の理想かもしれません。
いくら夫公認とはいえ、会う回数を重ねるたび、いろんなことを感じています。
今はこの恋の延命が、望みかも。
だから、5年はうらやましい限りです。
私達の付き合いも、どう変わってゆくのか、これからものぞいてみてください。
soraさんも、好きな人と100年続きますように。
今回も深いお話ですねー・・・
性欲が無くなればいいのにと思ったことは私もありますよ。
でも、40を超えて、妻と一緒に寝る時に性欲があることを今はアピールしています。
妻の体を触って勃起していることをアピールして、性的にも魅力的であることを体で伝えていますよ。
今年、結婚10年となります。
妻に対しては家族という感情ではなく、いつまでも恋人気分でいたいんですよ。
性欲は大事ですよね!!
なおっちさん、コメントありがとうございます。
こういう場で男の方の意見がきけるのは、貴重ですよね。
なかなか更新できませんが、私も思っていた以上に、書きたいことが出てきています。
縁あって一緒になった相手を、生涯大事にする、そういうことって、一番大事かも。
同窓会なんかでも、付き合ってるお姉ちゃん自慢する人より、奥さんやお子さんの話をたのしげにしてるほうが、好感もてますよね。
と言うことで、次回はそのへんに触れていきますね。
はじめまして♪
私と価値観の合うblogがあったらな〜
と思い検索していたら、このミオコさんのblogに出会いました。
男と女の違いはあれ余りにも私と家庭環境や残り少ない自分の人生を異性を意識して過ごしたい願いなど、まるで鏡を見ているようなblogで、これ程価値観の同じ人が居る事に安心さえ感じました。
(^O^)
私も年齢が年齢ですし特に男の場合、お相手を見付けるのは難しいですが、ミオコさんのような価値観の合う人と出会えるばと頑張ってますが、難しいですね。
これからも、楽しみに拝見しますからお身体には気をつけ頑張って下さいね。
Kさん、コメントありがとうごさいます。
価値観が似ていると言っていただけると、本当にうれしいです。
始めた当初は、中傷をかくごしていましたが、皆様が寄せて下さるコメントは、暖かく、切実なものばかりです。
残りの人生をどう生きるか、真剣に自分とむきあわなければいいけない歳になりました。
幸い、今は落ち着いた状態になりましたが、これからも日々感じたことなど、私なりに綴ってゆきます。
男性側から、感じたことなどあれば、またコメント寄せてくださいませ。
もの凄くステキですね。
自分は、そろそろ50の声を聞く年齢ですが、
可能な限り「現役」でいたいと、虚しい努力を
しています。
お相手をして下さる方を募集中です(笑)。
ネコロンボさん、コメントありがとうございます。
お返事遅くなり、すみません。
可能な限り現役でいたい、そう思う男性の気持ちが、彼と付き合ってから、よくわかるようになりました(笑)。
私も遅いスタートなんで、今までの分も、これから楽しんでいきたいです。
身体だけではなく、一緒にいると心も寛げるような、そんなパートナーに出会えますことを、お祈りしていますね。
では、なかなか更新できませんが、また思い出したらのぞいてみてください。
ミオコ さん、初めまして。
78歳の男性です。女性が自分の性慾について書くのは珍しく、興味津々で読みました。
長いレスの結果男性器の片鱗さえ消えてしまう下り、そんなモノかとちょっと寂しく思いました。
妻も同年齢ですが、乳がんの手術、コバルト照射、後遺症が30年後に出てコバルト照射した部分の肋骨、胸骨、鎖骨が腐り、4回全身麻酔で切除しました。その後肺に転移、いまもがん細胞を抱えています。
家内はセックスの行為そのもの知らない女性でした。膣に男性器を挿入、射精するためのピストン運動を知らなかったのです。初夜は真っ暗の中でしましたが、私には膣のありかが分からず周辺をつついていた苦い経験があります。妻が手を添えて挿入させてもらいましたが痛さに驚いたようです。腰を動かそうとすると必死で止めてと言います。新婚旅行は無残な結果になりました。
もともと性慾が少ない質だったように思います。絶頂感を感じたこともあったようですが、自ら求めない人です。新婚当初毎晩求めると、「またするの」とげんなりした顔に参りました。病気を理由に45歳ぐらいでレス状態になり今に至っています。
性の不一致というのでしょうか、でも仕事にかじりついて見つめるのは子ども達相手の園の経営のみでした。
私は性のはけ口を求めたくても、社会的地位もあって、セックスフレンドも見つけないままいままで生きてきまし。要介護1の家内、いまは性のことはタブーになっています。
これだけ読むと、離婚騒動になるかと思いきや、定年後家内の仕事の手伝いをして13年間、仕事に追われている家内の身体に触れることさえ止めました。欲求不満のかたまりが服を着ているような生活です。
コメントありがとうございます。
男性のしかも、78歳の方からのコメント、驚きつつ、とてもうれしく思いました。
多分、存命でしたら、私の父と同い年かと思います。
おそらく50年以上連れ添われた奥様への愛情が、優しく伝わってきました。
ご病気もあり、並々ならない愛情をそそがれていらしたのですね。
先日コメントを下さった「ハッピ子さん」のブログを読ませていただいたのですが、
いくつになってもお互いのニーズが一致しているのが、
本当に理想的だし、羨ましかったです。
私も来世では、そんな夫婦を目指したいです(笑)
なかなか更新もできませんが、いろいろな方が読んでくださることを思うと、
本当に励みになります。
これからも月に最低一度は書いてゆくつもりなので、
また是非のぞいてみてください。
改めて、コメント本当にありがとうございました。
ミオコさんが立ち直れたのは、ユウヤ君の存在があったからこそ。
でも、自分の満たされない性慾について、他人に話す勇気は立派です。
ユウヤ君のことをエロいと言いますが、男は誰もエロいものです。自衛官も、学校の校長先生も、警察官の幹部も、少女のスカートの下に携帯を入れてカシャ。ショーツ履いてるのにカシャ。
私の同期に奥様が痴呆症になり、施設に入れている方がいます。
ほとんど毎日施設に出かけ手を取って散歩させているそうです。
しかし、彼も性慾をどう処理していいか迷った。そのとき昔の女友だちに会い、苦しい胸の内を明かしました。彼女がどんな境遇かは知らないが、2ヶ月に1回の割りで彼女に会い濃厚なセックスをするといっています。ミオコさんたちには負けるでしょうが。
彼も、妻以外の女性と性行為をすることを決したやましく思いません。左手で痴呆症の妻の手を引き、右手で事実婚の女性の性器を愛撫出来る人間です。
生殖を終えた人は、自分の性慾をさらけ出して、法に触れない限り性を享受して良いのではと思います。エロいとか変態などと言わないで、肉欲を大いに楽しんでいいのでしょうね。
コメントありがとうございます。
そして、こんなに間の抜けた遅い返信になりましたことを、深くお詫びします(>_<) 介護仕事の疲れがたまり、暇さえあれば横になって、私が要介護なのでは?と思うくらいバテバテで、更新もままならず、本当にごめんなさい。 エロいユウヤ君の存在さん(以下エロユウさんと略させて下さい)、興味深いお話ありがとうございました。 そうなんですよね、人間は本来エロいんですよね。 長い間、その気持ちに固くフタをしてて、爆発して。 今は自分の性欲に素直になれることが幸せです。 修行僧のような夫と比べ、ユウヤ君のエロさは、本当に新鮮。 二人で飲んで酔っ払って、めちゃくちゃしたくなってホテルに行って。 シャワーも浴びないで、つながりあうとき、私達はただの動物みたいです。 でも、これも私だし、これが私。 それがわかって、素直に幸せ感じられて、本当によかった。 エロユウさんのお話にあった知人の方のケースも、本当に本当に良くわかります。 今の私だから、本当にわかったと言えるのだと思います。 更新ままならないどころか、安否が気遣われるようなブログですが、思い出したら覗いてみてくださいね。
介護のお仕事本当にご苦労さまです。私も間もなくお世話になる身、尊いことです。疲れた肉体を癒やしてくれるのは、やはりエロユウヤ君でしょう。
ご主人様を修行僧に例えています。修行僧とて人です。煩悩を持っています。エロユウヤ君と何ら変わっていません。
父は大僧正でしたが6人子供がいます。病弱な母は父の欲望を満たしてあげられなかったのかも知れません。仲の良い女性宅に泊まることもしばしば。近所では「なまぐさ坊主」との声もありましたが、それもあり得ないことではないでしょう。
御仏もそれを許していたと思います。なぜなら歓喜天の存在があるからです。象が2体で抱き合う姿に「欲望を抑えきれない類の衆生に対して、まずは願望を成就させてあげることで心を静めさせて仏法へ心を向かわせる」とあります。
ミオコさんの抑えきれない欲望を,本来ならご主人が満たしてあげるべきでしょうが、果たせないのでしたユウヤ君に身をゆだね、動物的な性の交歓を存分に汲み尽くされるのも仕方ないことでしょう。
仏に祝福される「私」を迷うことなく突き進んでください。
エロスさん、コメントありがとうございます。
こんなにも間の抜けたお返事で、本当に申し訳ありません。
コメントを読んでいて、3年前に毎日のように聴いていた歌を思い出しました。
かりゆし58の「終わりはじまり」という歌。
もうすぐ今日が終わる。
やり残したことはないかい?
私には「今日」が「人生」に聞こえました。
やり残したことある!
セックスしてから死にたい!
毎日心の中で叫んでいました(笑)
当時はそんな自分を恥じていましたが、今はそれが間違いだったのが良くわかります。
好きな人とひとつになる幸せを知ることが出来て、もうやり残したことはない、と胸を張れます。
ときに、施設のおじいちゃん達も、エロい話題が大好きです。
そういう欲があるからこそ、90過ぎても元気なんだなぁ、としみじみ思います。
私も彼との間が続く限り、身体が動く限り、いくつになってもセックスしていきたいです。
エロスさんも、頑張りましょう(^。^;)
では、来年がますますよいお年でありますことを。
エロスこと陽です。5ヶ月ぶりのカキコです。毎日の介護でお疲れでしょうね。
>お風呂でおじいちゃんの身体を洗っていると、
> 「下のほうを洗って下さい」
> 「洗いましたよ」
> 「もう一回洗って下さい」
>なんてやり取りはザラで。
この話を陽の知っている介護士さんに話したら、同じような経験を聞かせてくれました。
両手のご不自由なお年寄りから、単刀直入なご要望があったと聞きます。
道具は介護用手袋、ローションとコンドーム。
〇このくらいの速さでいいですか。 △いまはもうすこしゆっくり
〇では、このくらいでは。 △ちょうどいいです。腰の辺がジンジンしてきました。
〇握りの強さはどうですか。 △今のところを通過するとき、少し強く。
〇そろそろ、出そうですね。ピクピクしてますよ。 △はい、う、もう少し、もう出そうです。
〇射精したくなったら目で合図して下さい。 △う、う~ん。もうすこしはやく、ぎゅっと、、でそうです、でる!!。
△たくさん出たでしょう。とても、すっきりしました。最高の手ですね。
〇△さん、私のオ〇〇コ使わせてあげたいのですが、禁じられていますから。
△お気持ち有り難く、恥ずかしい言葉を言わせてしまい。せめて、拝ませて戴けると・・
△さんは陽と同い年の方です。
ユウヤ君のような奇特な女性がいたらいいなと、話ながら思いました。
どんなに立派な方でも、性慾がなくなったらお仕舞いですね。
陽には拝ませてもらえる人も、使わせてくれる人もいません。相変わらず一人エッチ。